インドの中のインド、バナラシへ。

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結婚式の後、わたし達はまた一度デリーに戻り、飛行機でバラナシへ移動。
インドでの旅行は鉄道での移動がツウだとは思うのですが、何せわたし達は10日間のみの滞在。
鉄道はかなりの頻度で遅延があるらしく、他の旅人から電車が二日遅れて旅程が狂ったそうです。
二日遅れるって、意味不明ですよね。笑

何故バラナシに行こうかと決めたかというと、インドらしいインドを見たかったからです。
ガンジス川に昇る朝日を一度見てみたい。
それに絶対子供を連れて行けるような簡単な場所ではないから。
(実際に連れて行かなくって本当に良かったです。)

わたし達が宿泊したのは、ホステル。
このホステルでは毎日色んなアクティビティーがあって、朝日ボートツアー、フードツアー、寺院ツアーなど、他の宿泊者と一緒に参加できます。
わたし達も到着の次の日、早速朝日ボートツアーに参加しました。

朝五時集合です!
気合いで早起きしました。

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手漕ぎボートで宿のスタッフが案内してくれました。
この日はとても霧が深く、ものすごーく幻想的な風景を堪能しました。
日が昇ったばかりの太陽の色がガンジス川に反射して、うっすらピンク色。

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バラナシの旧市街は狭い路地がいっぱい。

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バラナシで何より驚いたのが交通システム。
日本とドイツの正反対!

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車道に人は普通に歩き、車が逆走して来たり、道路の真ん中で牛が座っていたり・・・。
ガイドに「道を横切る時は目をつぶって渡りなさい。」と言われた意味が分かります。
まず、車やバイクがひっきりなしに来るので、ずっと待っていては日が暮れてしまいます。
渡ると決めたら車やバイクが来ていても歩き始めるのです。
すると、みんな減速してくれるので、渡ることができます。
この時怖じ気づいて道の途中で止まってしまうとかえって危険なので気をつけましょう。
慣れるまで本当に大変でしたよ。。

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路地で、こんな風にたむろしている牛の集団はよく見かける風景でした。
ここよりももっと狭いところで牛が二頭座り込んでいて、その二つの尻を飛び越えなくてはいけないという、人生初の経験。
もし息子も一緒にいたら、本当に面倒くさい状況です。

フードツアーにも参加しました。

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これはチャートという、インドのスナックだそう。
基本的に全部似たような味がしたけど、結構いける味でしたよ。

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ラッシー。
ピスタチオとかが乗っています。

フードツアーの〆は噛みタバコ。
消化に良いスパイスをチョイスしたものらしいです。

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口に入れて噛んだ途端ものすごい唾液が出てきました。
全然美味しくないんですが、我慢して飲み込んでみました。
何だか罰ゲームみたいな味で、口の中に入れてはいけないような食感というか・・・。
次の日の朝、かなり色々と食べたにもかかわらず、あんまり胃もたれしていなかったので、もしかするとこの噛みタバコの効果なのかもしれません。。

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川岸で遊ぶお坊さんキッズ達。

夕方のボートツアーにも参加しました。

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夜の儀式、こんな感じで毎晩あるらしいです。

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ものすごい数のボート。
日が落ちるとものすごく寒い。

この近くには火葬場もあり、儀式の火やお香など、色んな匂いが混じっていました。
夏祭りの感じにちょっとだけ似ている気がしました。
とっても特別な雰囲気でかなり圧倒されました。

このバナラシという所は、わたしが知っている世界とは全く異なる世界で、頭の中をかなりリセットさせてくれました。
はっきり言って、ものすごく汚いし不便なことが多い滞在だったけれど、同じ時代に生きているのにこんなに違う世の中があって、こんなに違う生活を営んでいる人達がいるということを知れただけでも、わたしにとってかなり価値のある旅でした。
そういう旅行をするのって、かなり久しぶり。

そして、インドの人たちの大らかさが何とも心地よかったことか。
人懐っこくて、憎めない人達です。

またインドに行くことはなさそうですが、また結婚式にでもお呼ばれしたら絶対に行ってしまうと思います。


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次の旅行の行き先は日本です!来週末には地元福岡に到着です。

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